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16- D- 1025
201 7 年 3 月 8 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
学校法人神奈川大学
(証券コード:−)【据置】
長期発行体格付 AA
格付の見通し 安定的
■ 格付事由
(1) 1928 年に米田吉盛が開設した横浜学院を起源とし、「質実剛健」「積極進取」「中正堅実」を建学の精神と
する学校法人。法人の中核である大学は、神奈川県下で交通アクセスの良い横浜キャンパス、自然環境に
恵まれた湘南ひらつかキャンパスを構える。中山キャンパスに展開する中高一貫の附属校を合わせた全設
置校の学生・生徒数は約 20, 000人。16 年度から 6カ年に亘る第二期中期実行計画では、「競争力を強化
し、社会的ポジショニングを高め、魅力ある学園を構築する」ことを掲げている。
(2) 大学では、全学共通の初年次教育や伝統ある給費生試験、地域に根付いた社会貢献活動などに定評がある。
他校との競合が激しいポジションにありながらも、3 万人程度の志願者を安定確保しており、学生獲得力
は底堅い。一定の学納金収入が見込まれる中で、予算は堅実に統制されており、収支構造は安定している。
また、基本財産の維持、更新に向けた資金の充足度は高く、今後予定されるキャンパス総合計画の推進に
も柔軟な対応が可能である。以上を踏まえ、格付を据え置きとし、見通しを安定的とした。
(3) 大学の 17 年度入試の志願者数は前年を上回り順調に推移している。進学実績が好調な附属中高の志願者
動向も安定している。現在、第二期中期実行計画に基づき、大学の新学部や新キャンパスに関する検討が
進められており、その具体化が目下の注目点である。18 歳人口の減少が加速する見通しの中、競争力の
強化に向けて、全学的な合意形成を図りつつ、各種施策を迅速に展開していけるか見定めていく。
(4) 近年、大学では 1. 0 倍台の入学定員充足率を維持しており、政府による入学定員管理の厳格化の影響は限
定的となっている。過去の教員人件費の積み増しにより人件費比率はやや上昇しているが、収入源の多様
化やその他支出の抑制に注力しており、当面、底堅い基本金組入前当年度収支差額を確保できるとみてい
る。また、有利子負債は僅少であり、16 年 3月末で 600億円を超える運用可能資産を有するなど、財務
基盤は強固である。
(担当)殿村 成信・佐藤 洋介 ■ 格付対象
発行体:学校法人神奈川大学
【据置】
対象 格付 見通し
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 3 月 3 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:殿村 成信
主任格付アナリスト:殿村 成信
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「学校法人等の信用格付方法」(2015 年 4 月 23 日)として
掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 学校法人神奈川大学
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■ 本件に関するお問い合わせ先